帯状疱疹!Shingles旅行後の疲れ?~帯状疱疹の始まり~ 長旅から帰って、それまでの疲れがどっと出たのか、急に熱が出た。 幸い熱は2日くらいで下がったが、体のだるさが続き、外に出る気にもなれず人に会うのも億劫で、まるでうつ病にでもなったかのような気分が続いた。 腰の痛みとしびれ 熱が出た日から約一週間ほど経つと、今度は左の腰の辺りにうずくような痛みを感じ始めた。たいした痛みではないけど、不快だった。しかし段々友達と会ったり外へ出かけたりと、体のだるさを乗り越えて活動的な生活に変えていった。 上記の状態が出始めてから更に1週間くらい経った。始めは皮膚の表面が痛い感じで、その後徐々に痛みは体の内部の方へ移動していった感じだ。いずれにしても鈍痛だったため、不快さにも慣れてしまい、なまった体をどうにかしようとある日ジムへ行った。 それが悪かったのか、翌日から今度は左側の腰からお尻にかけて、痛みと共にしびれも出てきた。わき腹や膀胱?卵巣?子宮あたりも痛いし、背中のほうまで痛くて、腸かも? などと色々考えるととても怖くなり、とうとう病院へ行く決意をした。 病院に予約を入れる前に、可能性のある病気の事などネットで調べているうちに、骨髄検査に到達。かなり痛いと言う話ばかりで血の気が引き、病院に電話するのすら怖くて午前中自分と戦った。 帯状疱疹と診断されて やっと勇気を出して病院に電話。その日のうちに診てもらえることに。 総合的な症状と、この痒いブツブツがヒントになり、出された診断結果は「帯状疱疹」だって。「Shingles」という言葉をたまたま英語のクラスで最近習っていたから分かったけど、意外な診断結果に私はビックリ!なんだか納得のいかないまま薬を処方された。 回復へのプロセス ~投薬と安静~ 処方された薬はAcyclovir(Zovirax)といって、1日5回飲むものだった。だからって夜寝ている途中に起きてまで飲む必要は無く、日中3~4時間置きに飲めばよかった。それを10間分処方された。 そんなことがあったので、たまたま時期が重なった産婦人科の検診の時に、下腹部の持続的な痛みを訴えて検査して欲しいと産婦人科医に頼むと、「それは帯状疱疹だからだよ」と取り入ってくれなかった(詳しくはこちらのページの「3回目の検査」をご覧下さい)。 言われていた通り、帯状疱疹と診断されてから1週間後また診察を受けた。その時、同病院の産婦人科医に相手にされなかった事を訴えると、この内科の女医さんは親身になって私の話を聞いてくれた。なので私もチョッとオーバーに、時々この手の痛みは以前から感じていたとか、以前別の病院でエコー検査を受ける予約まで取ったが、当時加入していた保険ではその検査代が自己負担で$400も払わされる事が分かり諦めた事なども話した。すると彼女は、 「多分確かに帯状疱疹のせいかもしれないけど、あなたが「以前から痛みがあった」と言うなら、検査してみましょう。」 って言ってくれた。それは今私が加入している保険でもカバーされるのか確かめると、 「あなたがあくまでも「以前から痛みがあった」って言うなら、そのようにカルテに書くから大丈夫よ」 って。何でもないのに検査を希望すると、それは自己負担になってしまうからだ。 帯状疱疹の症状は日に日に良くなり、薬も飲み続けなくて良いと言われた。 帯状疱疹特有のブツブツだが、一般的な症状はもっと沢山帯状に水ぶくれのようなブツブツが出て、しかもかなり痛いらしい。私のは痒かっただけで済み、しかも4~5箇所と少なく、まさかこれが帯状疱疹の症状だなんて想像もつかなかった。 |